今月21日の「国際平和デー」を前に群馬県高崎市にある護国神社に、高校生や書道家が世界平和や新型コロナウイルスの終息を願う揮ごうを奉納しました。
この取り組みは書道などを通して世界平和を訴える愛知県の団体「和プロジェクトTAISHI」が主催していて今年で5回目です。今年は国連が定めた明日の国際平和デーにあわせて全国43の高校の書道部や書道家らが全国49の神社や、広島平和記念公園、また長崎平和公園に揮ごうを奉納します。
群馬県では高崎市の筆文字アーティスト兼声楽家 品川弓恵さんが揮ごうと歌を奉納しました。品川さんは世界が一つになるようにという思いを込めて円相と呼ばれる大きな円を記しました。このあと、世界平和への思いを込めてジョン=レノンのイマジンなど2曲を披露しました。
また、前橋育英高校の書道部が揮ごうを奉納する予定でしたが新型コロナウイルスの影響で中止となり顧問の小澤莉璃亜教諭が生徒たちが平和への思いを込めて事前に仕上げた作品を奉納しました。